どうも、ひろもん(@hiromon_com)です。
Amazonや楽天市場、Yahooショッピングなどの商品を紹介する際、アフィリエイトリンクをポチッとカンタンに作成できる、超便利なプラグイン「Pochipp(ポチップ)」をご存知ですか?
「Pochipp」を使えば、あなたのサイトでも以下のような商品リンクをカンタンに作成できます。
デザインも自由に変更可能
私はこれまでに商品リンク作成サービスやプラグインをいろいろ使用してきましたが、個人的ナンバーワンは間違いなく「Pochipp」です。
そこで今回は、商品リンクをポチッと作成できる「Pochipp」について徹底解説します。
- 「Pochipp」の使い方
- 「Pochipp」の活用方法
- 「Pochipp」のメリット・デメリット
「Pochipp」の使い方
まずは「Pochipp」のインストール方法・初期設定などについて解説します。
インストール方法
「Pochipp」は無料プラグインのため、WordPressの管理画面からインストールできます。
プラグインにカーソルを合わせるとサブメニューが表示されるので、[新規追加]をクリックします。
右上の検索ボックスに「Pochipp」と入力すると、該当するプラグインが表示されます。
[今すぐインストール]をクリックするとインストールが開始されます。
インストール完了後、[有効化]をクリックして完了です。
初期設定
「Pochipp」は初期設定を済ませないと使用できません。
初期設定では、商品が売れた際にきちんとあなたにアフィリエイト報酬が発生するように、各ASPで取得したあなた専用のアフィリエイトIDなどを設定します。
「Pochipp」をインストールすると、管理画面に「ポチップ管理」が追加されます。
設定画面では[Amazon・楽天市場・Yahooショピング・もしも]の4つのタブを切り替えて、それぞれにあなたのアフィリエイトIDなどを入力します。
アフィリエイト設定を完了するには、各ASPから発行されるアフィリエイトIDが必要なため、事前に「バリューコマース」と「もしもアフィリエイト」にアフィリエイト登録しておく必要があります。
アフィリエイトIDを取得したら以下を参考に設定を済ませます。
ちなみにAmazonの設定だけは「Pochipp」公式サイトで配布されている「Pochipp Assist」というプラグインを使えば、空欄のまま何も設定しなくてOKです。
Amazonアソシエイトプログラムの審査が受からない、もしくは受けていない人向けに用意されているプラグインなので、該当する方はイントールします。
デザイン設定
続いてデザインに関する設定を行います。
基本設定タブでは「Pochipp」のデザインなどに関する設定を行います。
上部に表示されるプレビューを確認しながら、チェックボックスでボックスデザインを任意で変更します。
「Pochipp」はテーブル(表)内にリンクボタンを表示させることも可能で、その際に表示されるボタンのデザインを任意で変更します。
ボタンリンクのテキストを任意で変更します。
各ボタンの表示テキストを変更しても、設定画面のプレビューには反映されませんが、記事上ではきちんと反映されているので安心してください。
ちなみに私が以前使用していた「Rinker」で表示テキストを変更するには、公式で販売しているカスタマイズ方法が記載された有料noteを購入し、自分でfunctions.phpをカスタマイズしなければならず、初心者には難しい仕様でした。
一方「Pochipp」では、設定画面から誰でもカンタンに無料で表示テキストを変更できるため、初心者にもやさしい仕様です。
各ボタンの色を任意で変更します。
- カスタムボタン:リンク先を任意で設定できるボタン
- インラインボタン:テーブル内に設定できるボタン
ボタンをクリックした際、別タブで開くかどうかの設定を任意で変更します。
「Pochipp」で作成した商品リンクの商品情報を、自動で更新するかどうかの設定で、任意で設定を変更します。
チェックを入れると定期的に商品情報が更新され便利ですが、ページの読み込み速度が低下するため、極端にページの読み込み速度が低下した場合は、チェックを外した方がいいです。
ここまでの設定を行ったら、ページ下部にある[変更を保存]をクリックしてデザイン設定は完了です。
セール情報設定
セール情報設定を行うと、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングで開催中のセール情報を、ボタンの上に表示させられます。
なかなか購入に踏み切れないユーザーでも、おトクなセール期間なら購入する可能性が高くなるため、必須ではありませんが、なるべく設定した方がより多くの報酬が発生します。
セール情報設定を行うと、画像のようにボタンの上にセール情報が表示されクリック率がアップします。
セール情報設定は、いつ何のセールが行われるのかわからなければ設定できないため、各ショッピングサイトのセール情報が判明したタイミングで設定を行います。
表示:ボタンの上に表示させるテキストを入力
期間:セール開始時刻と終了時刻を入力
セール中に隠すボタン:任意でチェック
セール期間の入力欄をクリックすると、カレンダーが表示されます。
日付と時間をクリックすると、自動的に入力されます。
セール中に隠すボタンの設定については、とくに設定する必要はないと思いますが、もし非表示にしたボタンがあればチェックを入れてください。
たとえば、「楽天ボタン」にチェックを入れると、Amazonセール期間中は楽天ボタンが非表示になります。
Amazonセール情報と同じ要領で各項目を入力します。
定期的なキャンペーンは、はじめからチェックが入っており、テキストも入力されているので、そのままでOKです。
楽天セール情報と同じ要領で各項目を入力します。
セール時に表示されるテキストを点滅させるかを設定できるので、任意でチェックを入れます。
[点滅]にチェックを入れると以下のようになります。
ここまでの設定を行ったら、ページ下部にある[変更を保存]をクリックしてセール情報設定は完了です。
セール情報設定は、セールの度に手動で設定する必要があります。
商品登録方法
「Pochipp」の基本的な使い方は、サイトで紹介したい商品を事前に登録しておき、記事投稿画面(エディター上)で事前登録した商品を呼び出します。
エディター上で商品を検索し、あとから「Pochipp」に登録する方法もありますが、ここでは事前に登録した商品を呼び出す方法を解説します。
ここでは説明を省きますが、[手動でリンクを作成]をクリックすると、ショッピングサイト以外の商品やサービスへのリンクを作成できます。
たとえば、ホテルや旅館の予約サイトへのリンクを「Pochipp」のデザインで作成できたりします。
上部のタブを切り替えて、好きなショッピングサイトを選び、商品名などのキーワードを入力し商品を探します。
初期設定が済んでいないと商品検索を行えないため、必ず事前に初期設定を済ませてください。
ここでは「Amazonで検索」を使い「沈黙のWebマーケティング(アップデード・エディション)」と検索してみました。
表示された商品の中には関係のない商品もあるので、[Amazon商品ページを確認]をクリックし、あなたが紹介したい商品かどうかを確認後、問題がなければ[この商品を選択]をクリックします。
表示された商品の中にお目当ての商品がない場合、より具体的な商品名を入力するなどして、検索キーワードを変えて再度検索を行います。
今回はAmazonで商品検索をしたので、Amazonボタンのリンク先が「商品ページ」になっており、楽天市場とYahooショッピングボタンのリンク先は「検索結果ページ」になっています。
もしすべてのボタンのリンク先を「商品ページ」にしたい場合は、楽天でも検索とYahooでも検索をクリックし、「商品ページ」を指定してください。
逆にすべてのボタンのリンク先を「検索結果ページ」にしたい場合は、[リンク先をすべて検索結果ページにする]にチェックを入れてください。
一見するとボタンをクリックして即商品ページに飛ぶ方がユーザーにやさしそうですが、万が一商品が売り切れていた場合、ユーザーがショッピングサイト内で再検索する手間が発生します。
またユーザーによっては、複数のショップで価格を比較したいと考える方もいるので、リンク先で悩んだ場合は「検索結果ページ」にした方が無難です。
検索キーワード:任意で変更
商品タイトル:任意で変更
タイトル下に表示されるテキスト:任意で入力
カスタムボタンは2つまで設定可能で、好きなページへのボタンリンクを作成できます。
通常は空欄でOKですが、ショッピングサイトだけでなくASPで取り扱いのある商品を紹介する場合、公式サイトと記載してボタンリンクを設定するなどの使い方があります。
ボタン幅(PC):任意で変更
ボタン幅(SP):任意で変更
情報の表示:任意でチェック
ボタン配置はデザイン設定ですでに設定済みなので、基本的には[ポチップ設定のまま]でOKですが、商品ごとに個別で設定を変更できるので、必要であれば変更してください。
また価格の表示・非表示も好きなように設定できます。
- [pochipps]タブをクリック
- [新規商品カテゴリーを追加]をクリック
- カテゴリーを作成
- [公開]をクリック
[公開]をクリックすると「Pochipp」への商品登録が完了し、記事編集時にいつでも呼び出せます。
登録商品の呼び出し方法
ここではさきほど事前に登録した商品をエディター上で呼び出す手順を解説します。
「Pochipp」はブロックエディター専用プラグインのため、クラシックエディターでは使用できません。
[商品を検索]をクリックすると、事前に登録した商品一覧が表示されます。
事前登録している商品一覧が表示されるので、お目当ての商品を探し出し[この商品を選択]をクリックします。
この画面で「Amazonで検索・楽天市場で検索・Yahooショッピングで検索」を行うと、事前登録していない商品を紹介することも可能です。
これで事前登録した商品が記事に呼び出されました。
登録商品の管理方法
長くサイトを運営していると、「Pochipp」に登録している商品数が大量に増えてきます。
そこでここでは、「Pochipp」に登録した商品の管理方法について解説します。
ポチップ管理画面では、これまでに登録した商品一覧が表示されるので、登録済みの商品の編集や削除が行えます。
また使用ページの欄には、ページIDが表示されており、クリックすると直接記事へ移動できるので、どの記事に使用されているのかがすぐにわかります。
「Pochipp」の活用方法
「Pochipp」の活用方法を紹介します。
アフィリエイター向けの活用方法
- おすすめ商品の紹介
- 関連商品の紹介
- その他サービスの紹介
おすすめ商品の紹介
おすすめ商品を紹介するという使い方は一番スタンダードな使い方です。
商品にランキングを付ける場合は、凝ったレイアウトで商品を紹介することもありますが、記事中でサクッと紹介するなら「Pochipp」の方がさり気なくて記事に馴染みます。
関連商品の紹介
おすすめしている商品に何か関連のある商品があれば、ついでに購入してくれる可能性があるため、一緒に紹介するのに活用できます。
関連商品の一例
おすすめ商品 | 関連商品 |
---|---|
スマホ | モバイルバッテリー・ケーブル・ケースなど |
ゲーム機 | ゲームソフト・コントローラー・ヘッドホンなど |
カメラ | レンズ・三脚・マイク・照明器具など |
とくに以下のような商品を紹介すると効果的です。
- 一緒に使うと便利なもの
- 欠点を補うもの
- あとから必要になるもの
このようにおすすめ商品と組み合わせることで、関連商品も売れやすくなります。
一つの商品に対して関連商品を大量に紹介すると逆効果になるので、1~2点にした方がいいです。
その他サービスの紹介
「Pochipp」はリンクURLや画像を自由に設定できるため、宿泊施設の予約やVODサービスの紹介など、形のないサービスを紹介するのにも活用できます。
「Pochipp」のレビュー
実際に「Pochipp」を使った上でのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- カンタンに商品リンクを作成できる
- カンタンにデザインをカスタマイズできる
- デザインがキレイ
- 無料で使用できる
- サポートフォーラムがある
まず最大のメリットは、誰でもカンタンに商品リンクを作成できることです。
テキストリンクやボタンリンクだけのものと比べて、デザインもキレイで安っぽさがありません。
また他の商品リンク作成プラグインは、専門知識のない素人ではカスタマイズできませんが、「Pochipp」では管理画面からカンタンにデザインのカスタマイズを行えるのも非常に便利です。
さらにこれだけの機能を無料で使えるほか、サポートフォーラムまで用意されており、開発者さんに直接質問してサポートを受けることができます。
デメリット
- 初期設定が大変
「Pochipp」の初期設定では、アフィリエイト報酬がきちんと発生するように、アフィリエイトIDなどの設定が必要ですが、はじめてを使用する方は手順が多くて大変と感じるかもしれません。
ただアフィリエイト設定を済ませないと、商品が売れてもあなたに報酬が発生しないわけですから、ここは大変と感じても我慢してこなしましょう。
初期設定を済ませないと商品検索を行えずプラグインが動作しないため、初期設定は必須です。
要望・改善点
- カスタムボタンの数を増やしたい
「Pochipp」にはリンク先を自由に設定できるカスタムボタンが用意されていますが、最大2つまでしか設定できません。
紹介するサービスによっては、ボタンを2つ以上設定場合があるので、カスタムボタンの数を自由に増やせたらなと思います。
ただこの点については、開発者さんがとても精力的にブラッシュアップしてくれているので、そのうち対応してくれるかもしれません。
こんな人におすすめ
- デザインのキレイな商品リンクを使いたい方
- 商品リンク作成を時短したい方
- 他の商品リンク作成プラグインに不満がある方
「Pochipp」は商品リンク作成もカスタマイズも非常にカンタンで、どんなサイトのデザインにも違和感なく馴染みます。
ゆえにキレイなデザインの商品リンクをサクッと作成したいアフィリエイターやブロガーにおすすめです。
また私はこれまでに商品リンク作成サービスやプラグインをいろいろ使用してきましたが、間違いなく「Pochipp」がナンバーワンだと思っているので、競合プラグインに不満がある方の乗り換え先としてもおすすめです。
「Pochipp」には乗り換え専用プラグインが用意されているため、他のサービスやプラグインで作成した商品リンクをカンタンに「Pochipp」用に変換できます。
乗り換え専用プラグイン
「Pochipp Pro」で機能拡張
「Pochipp」は無料版でも十分便利ですが、さらに機能が充実した有料版の「Pochipp Pro」もあります。
- セール自動取得機能
- セール複数設定機能
- お知らせバー表示機能
- クリック率計測機能
- 商品画像カスタム機能
とくにセール自動取得機能は、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングで行われるすべてのセール情報を全自動で取得してくれる神機能で、私はこの機能を使いたくて「Pochipp Pro」を使用しています。
「Pochipp Pro」については以下の記事で徹底解説しています。
まとめ
テキストリンクのみで商品を紹介するよりも、画像とボタンとテキストを組み合わせた綺麗なデザインの「Pochipp」を使った方が、クリックされやすく売上も上がります。
サイト内で何らかの商品やサービスを紹介する可能性があるなら、アフィリエイターにもブロガーにも強くおすすめできるプラグインです。
ぜひ「Pochipp」を活用して報酬を伸ばしてください。
コメント
コメント一覧 (8件)
ランキングからきました。
知らなかったです。
ありがとうございました。
ゆうさん、こんにちは。
すごく便利なプラグインなのでぜひ活用してみてください!
コメント失礼いたしますm(_ _)m
ポチップの検索結果を、
Amazon(もしも経由)、楽天、Yahooと全て検索結果にすることは出来ない感じでしょうか???
今楽天で商品検索して、設定すると、
楽天ー商品ページ
Amazonー検索ページ
Yahooー検索ページになるので、
それをすべて検索ページに飛ぶようには出来ない感じでしたでしょうか?
たかさん、コメントありがとうございます。
最低一つは直接商品ページへのリンクになるので、
おそらくすべてを検索ページにはできないと思います。
ひろもんさん、はじめまして。
ランキングから来ました。
Pochippいいですね。アフィリエイトのブログ作成に使ってみたいと思いました。
soisosuさん、コメントありがとうございます。
「Pochipp」はすごく使いやすいので、ぜひ使ってみてください^^
本の紹介のために楽天で書籍を指定すると、プレビューでは指定した本になるのですが、公開すると楽天の検索ページになり、紹介したい商品が一覧にすらならず全く出てこない状況になってしまいます。
対処方法ご存知でしたら教えていただけると幸いです。
ももさん、コメントありがとうございます。
1、楽天のリンク先を”商品ページ”に指定する
2、記事内でクリックするとなぜか”検索結果ページ”になる
ということでしょうか?
私はそのようなケースに遭遇したことはありませんが、
試しに楽天のリンク先を商品ページにしてみましたが、
記事内でリンクをクリックしてもきちんと商品ページに飛び
問題を再現できませんでした。
リンク先がうまく設定できない原因で考えられるとすれば、
ポチップの管理画面でリンク先を商品ページに指定したあと、
右上にある「更新」ボタンを押し忘れたのではないでしょうか?
もし「更新」ボタンを押しているのにもかかわらず改善されない場合は、
WPのバージョンやサーバーの設定、他のプラグインの影響など
他に原因があるかもしれないため、
ポチップ公式のサポートフォーラムで相談してみてください。
https://forum.pochipp.com/