どうも、ひろもん(@hiromon_com)です。
「Pochipp」ユーザーの中には、有料版の「Pochipp Pro」を検討している方や、無料版との違いを知りたい方も多いと思います。
私は「Pochipp Pro」がリリースされた直後から使っている「Pochipp Pro」ユーザーなので、この記事では「Pochipp Pro」の機能説明や使い方について徹底解説します。
もし「Pochipp」を知らずにこのページにたどり着いた方がいれば、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

ちなみに「Pochipp Pro」は「Pochipp」の機能を拡張するプラグインのため、単体では動作しません。
- 「Pochipp Pro」の機能解説
- 「Pochipp Pro」のメリット・デメリット
- 「Pochipp Pro」のインストール方法
「Pochipp Pro」の機能解説

「Pochipp Pro」を有効化すると、「Pochipp」に以下の機能が追加されます。
- セール自動取得機能
- セール複数設定機能
- お知らせバー表示機能
- クリック率計測機能
- 商品画像カスタム機能
セール自動取得機能
まず何と言っても一番の目玉機能は「セール情報取得機能」です。
無料版の「Pochipp」では、各ショッピングサイトでセールが開催される度に、手動でセール情報を入力する必要があるため、年中時間と手間がかかります。
しかしセール自動取得機能があれば、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングでセールが行われる度に、セール情報設定を全自動で行ってくれるため、セール情報設定にかかる時間と手間から完全に開放されます。

設定方法は上部にある[セール情報]タブをクリックし、設定ページにある[自動取得を有効にする]にチェックを入れ、ページ下部にある[変更を保存]をクリックするだけです。
[自動取得を有効にする]にチェックを入れただけだと、セール情報が設定に反映されるのが翌日になってしまうため、最初だけ[最新のセール情報を取得]をクリックしてください。
セール自動取得機能によるメリット
時間と手間をかけずに売上アップ!
各ショッピングサイトで行われるセールの回数を合計すると、年間数十回はあると思いますが、セールの度に手動で設定を行うのは時間も手間もかかり非常に大変です。
サイト運営をしていると情報収集・新規記事投稿・リライトなどやることがいろいろあるため、年間数十回もあるセール情報を完璧に把握するのは難しく、忘れてしまうことが多々あります。
私自身も「Pochipp Pro」がリリースされる前は、「気づいた時にはすでにセールが終わっていた」ということが何度もありました。
しかも複数のサイトを運営しているとなおさら大変です
各ショッピングサイトで行われるセールの一例
- Amazonタイムセール祭り
- Amazonブラックフライデー
- Amazonプライムデー
- Amazon初売りセール
- Amazon新生活セール
- 楽天ブラックフライデー
- 楽天スーパーセール
- 楽天大感謝祭
- 楽天超ポイントバック祭
- 楽天お買い物マラソン
- 超PayPay祭
- ヤフー年末大感謝祭
- 他多数
セール自動取得機能があれば、たとえ年間数十回セールが行われたとしても、サイトを何個運営していたとしても、時間も手間も一切かからないため、この機能で得られる恩恵は計り知れないほど大きいです。

私はセール自動取得機能目当てで「Pochipp Pro」を使い続けています。
セール複数設定機能
セール複数設定機能は、通常1つしか設定できないセール情報を最大5つ設定できる機能です。
この機能は先に解説した「セール自動取得機能」が実装される前に重宝した機能ですが、「セール自動取得機能」が実装されてからは完全自動化されているため、今はほぼ使わない機能です。


「Pochipp Pro」を有効化すると、画像のように[セール情報を追加]ボタンが追加され、クリックする度に新たなセール情報入力欄が追加されます。
Amazon・楽天・Yahooそれぞれ最大5つまでセール情報を設定できます。


「Pochipp」ではセールの度に古い情報を削除しなければいけませんが、「Pochipp Pro」なら複数のセール情報を設定できるため、期間が過ぎたセールについては次回設定時に開催期間を変更するだけで済みます。
5個以上追加しようとすると、「これ以上追加できません」とポップアップが表示されます。
お知らせバー表示機能
お知らせバー表示機能は、開催中のセール情報をお知らせバーに表示させる機能です。
この機能はWordPressテーマ「SWELL」を使っているユーザー限定の機能です。


グローバルメニューの下に表示されているのが「お知らせバー」で、アフィリエイトリンクになっているため、ユーザーがクリックして買い物をするとあなたに報酬が入ります。
「お知らせバー」の表示位置・サイズ・デザイン・色はSWELL側の設定で変更可能です。


設定方法はセール設定ページにある[お知らせバーを有効にする]にチェックを入れ、ページ下部にある[変更を保存]をクリックするだけです。
また複数のショッピングサイトで同時にセールが開催された際、どのセール情報をお知らせバーに表示させるのか優先順位を設定できるため、必要であれば変更してください。
[お知らせバーを有効にする]にチェックを入れると、SWELL側でお知らせバーを表示させる設定をしていなくても、サイトにお知らせバーが表示されます。
続いて、お知らせバーのデザインを変更する手順を解説します。




「Pochipp Pro」側でお知らせバーの設定を行ったにも関わらずセール情報が表示されない場合は、一度この画面を表示させるとうまく表示されます。




お知らせバーの文字の大きさ:任意で変更
表示タイプ:任意で変更
「Pochipp Pro」側の設定が優先されるため、お知らせ内容とリンク先のURLを設定しても今はサイトに反映されません。


お知らせバーの背景をグラデーションにしたり、斜めストライプにしたりデザインの変更が行なえます。


お知らせバーの文字色と背景色を変更できます。
背景効果でグラデーションを選択すると、グラーデーションカラーの設定項目が新たに追加されます。
クリック率計測機能
クリック率計測機能は、各商品リンクのクリック率などを計測できる機能で、「Pochipp」に商品を登録すると自動で計測が始まります。
計測結果は以下の手順で確認できます。




今月のサマリーにはすべての商品の計測結果が表示され、過去半年の推移では商品ごとの過去のデータを確認できます。
計測を停止する方法
計測をしていてもページが重くなったりしないため、基本的には計測中のままにしていても問題ありませんが、一応計測を停止させることもできるので、その手順を解説します。


記事編集画面で計測を停止したい商品(Pochippブロック)を選択し、[クリック率を計測する]をOFFにすると計測が停止されます。
商品画像カスタム機能
商品画像カスタム機能は、商品画像を任意の画像に変更できる機能です。


通常は商品販売ページの画像を自動取得しますが、他の写真に変更したい場合に活用してください。




「Pochipp」に登録している商品一覧が表示されるので、編集する商品のタイトルをクリックします。


編集画面の一番下に商品カスタム画像の設定があるので、[メディアから選択]をクリックし任意の画像に変更します。
「Pochipp Pro」のレビュー


実際に「Pochipp Pro」を使った上でのメリット・デメリットを紹介します。
メリット


- セール情報設定が全自動で時間と手間がかからない
- セール設定を忘れることによる機会損失を防ぐ
- すべてのセール情報が表示されるため売上げアップ
- 他の作業に割く時間が増える
「Pochipp Pro」最大のメリットは、セール情報設定が全自動になり、セール設定にかかる時間と手間が一切かからなくなることです。
セール設定自体はとてもカンタンですが、各ショッピングサイトでいつからいつまで何のセールが行われるのかを年中チェックし続けるのは地味に大変です。
しかし「Pochipp Pro」ならその大変な作業から完全に開放されます。
また手動による設定だと、必ずと言っていいほど設定を忘れてしまったりしますが、「Pochipp Pro」ならその機会損失を完全に防ぐことができます。
さらに年間数十回セールが行われても手動で設定する必要がないため、他の作業に割く時間を増やせます。
デメリット


- 買い切りではなくサブスク
私を含めおそらく多くの方は、基本的にツールでもプラグインでも買い切りタイプの方がいいと思っているはずですが、「Pochipp Pro」はサブスクタイプのプラグインです。
ただ、プラグインは一度開発したら終わりではなく、常に開発を続けていかなければならずコストがかかり続けるため、仕方ない部分でもあります。
開発にかかる主なコスト
- WordPressのアップデート対応
- 不具合対応
- 新機能の実装
- ブラッシュアップ
実際に「Pochipp Pro」は、新機能の追加や不具合対応なども行われており、アップデートの度に使いやすくなっていますし、料金以上のメリットを感じるのであれば、大したことではないかもしれません。
要望・改善点


- 特になし
今後何かあれば追記しますが、現時点ではこれと言ってありません。
こんな人におすすめ


- Amazonの商品を紹介している方
- 楽天市場の商品を紹介している方
- Yahooショッピングの商品を紹介している方
- 記事数が多い方
- 商品リンク数が多い方
- 月の報酬が2,000円を超えている方
まだサイトを立ち上げたばかりで、記事数や設置している商品リンク数が少ない方は、「Pochipp Pro」を使用しても得られる恩恵は少ないので、無料版の「Pochipp」で十分です。
また「Pochipp Pro」は月額400円ですが、この金額を “高い” と感じる方は、「Pochipp Pro」を使うかどうか悩むよりも、まずは少しでも稼げるように、記事数を増やしたり、既存記事のリライトなどに力を入れた方がいいです。
「Pochipp」で十分な方
- サイトを立ち上げたばかり
- まだ報酬が発生していない
- 記事数が少ない
- 商品リンクが少ない
逆にサイトを立ち上げて3か月以上経っている方なら、ある程度の記事数や商品リンク数があるはずなので、「Pochipp Pro」の料金以上の恩恵を受けられる可能性が高いです。
あくまでも個人的な目安ですが、商品リンク経由で月に2,000円程度報酬が発生しているなら、月額料金以上の報酬を得られると思います。
「Pochipp Pro」は途中で解約もできるため、2,000円以上報酬が発生している方は試しに3か月くらい使って様子を見てみるのも一つの手です。
思うように報酬が伸びなかったら、記事数や記事の質を高めることに力を入れればいいですし、報酬が伸びたのであれば、そのまま使い続ければいいだけです。
「Pochipp Pro」の利用方法
「Pochipp Pro」は有料プラグインなので、まずは公式サイトで購入します。
公式サイト




「月額制」と「年額制」があるので好きな方を選択します。
お試しで使いたい場合はいつでも解約できる月額を選び、それ以外の方はおトクな年額を選ぶのがおすすめです。
プランの変更や解約はマイアカウントページからいつでも操作できます。


メールアドレス:メールアドレスを入力
カード情報:クレジットカード情報を入力
カード所有者名:クレジットカードの名義を入力
国または地域:日本
必要事項を入力したら[申し込む]をクリックして購入完了です。


購入時に入力したメールアドレス宛に、ダウンロードリンクやライセンスキーが記載されたメールが届くので、「Pochipp Pro」をダウンロードしインストールします。


「Pochipp Pro」をインストールすると、ポチップ設定画面に[ライセンス]の項目が追加されるので、クリックします。


メールで送られてきたライセンスキーを入力し、「変更を保存」をクリックして完了です。
まとめ
私だけでなく多くの方がそうだと思いますが、Amazonや楽天などで大きなセールがあると、ついついおトクになっている商品や、そのうち購入しようと思っていたお気に入り登録している商品を買ってしまうものです。
実際に運営しているサイトでもセール時だとよく商品が売れるので、「Pochipp Pro」のセール自動取得機能を使うようになってから、セール時の取りこぼしが無くなったので、明らかにサイトの売上が上がりました。
セール設定を毎回手動で行うのが面倒くさいという方や、サイトの売上を伸ばしたい方には本気でおすすめのプラグインです。
公式サイト
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